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夏という季節からは逃げられなくても、いかに暑さから逃げるかが、今シーズンにおけるコーディネートのテーマ。同時に軽装となるにつれて直面するのが、洒落感を演出する難しさ。涼しく、気取らず、それでいてファッショナブル。夏の休日シーンをイメージさせる“街と海の両スタイル”を、スタイリスト・栃木雅広氏のポイントとともに提案。暑さを忘れさせてくれる救世主がTheoryにはある。
街着として上品に映えるセットアップは、カッチリとした印象ながら、速乾性を持つ機能素材を使用しているため着心地は快適。暑い夏でもベタつかず、常に涼しい着用感をもたらしてくれる。「軽量性も持ち併せるため手持ちスタイルでもノンストレス。また本切羽仕様で袖をまくった着こなしもサラっと決まるなど、気温が上昇しても都合よく対応してくれるのがプラス評価です」(栃木さん)。インナーに肌触りのよいパイル地Tシャツをチョイスすれば、旬のTシャツ・イン・ジャケットスタイルも体現でき、リラックス感溢れる着こなしが完成する。
JACKET / CM Stripe Simons ST SL A / 54,000円 TEE / Marine Terry Daulton S / 13,000円 PANT / CM Stripe Jake W A / 27,000円存在感を高めるストライプ柄にラペルの細さがスタイリッシュな表情を強調。下襟の先端が下がった定番のノッチドラペルで、カジュアルからビジネスまで対応するためクールビズとしても活用できる。
ジャケットの内側にはスリット調の縦ポケットを装備。出し入れがしやすいうえに、ジャケットを手持ちしたり、かがんだりしても落下しにくい作りとなっているため、スマートフォンやパスケースなど使用頻度の高い小物の定位置に最適。
大人の夏スタイルに求められるのは、キチンと感のある涼しげなイメージ。そんなニーズに応えてくれるのが、Theoryのリネンシャツ。上品で清潔感のある印象を与えるだけでなく、薄手で風通しがよいため着心地は別格。リネン混のデニムと合わせれば、さまざまなカジュアルシーンに似合う快適スタイルが表現できる。「ウエストゴム仕様のデニムは窮屈感がなく、通気性も高いです。腰巻きのカットソーに、トレンドカラーのボルドーを取り入れると、より旬な着こなしに見せられます」(栃木さん)
SHIRT / Instrumental Light Rammy / 22,000円 PANT / J BRAND Mars Chino / 26,000円 KNIT / Lemair Preston / 22,000円最旬の海スタイルを構築するには、トレンドカラーを取り入れるのがベスト。なかでも今季の要注目のタイダイ柄とイエローをコーディネートに組み込めば、洗練されたスタイルが手に入る。羽織りアイテムとして合わせた夏の定番素材のパイル地パーカーも、マリンテイストのネイビーをチョイスすることで、より上級者スタイルへと昇華。「Theoryで数シーズンぶりに展開されるイエローがとても新鮮です。トレンドのひとつに挙げられるカラーでもあるので、投入するだけで自然と洒落感を漂わせることができます」(栃木さん)
ZIP HOODIE / Marine Terry Daulton H / 22,000円 TEE / Storm Tie Dye Gaskell N / 10,000円 PANT / Patton Zaine SW S / 19,000円夏を象徴する開襟シャツは、胸元に漂うカジュアル感が1枚でリラックスした雰囲気に。ラフなボックスシルエットは風通しがよく、肌への接着面も少ないことから着心地は快適。落ち着きながらも程よく主張する幾何学模様のシャツに、同色パンツを合わせてシックさを意識。ネイビーで揃えた配色もさらに海スタイルへと近づける。「美シルエットながらウエストゴム仕様のパンツも快適さを後押し。インナーと足元の白で清潔感を意識しているのも大人の着こなしを作る秘訣です」(栃木さん)
SHIRT / Geo Jacquard Havana Shirt / 19,000円 TEE / Pigment Jersey Pocket BT Tee / 9,000円 PANT / Patton Grove Pced Pant Nc / 26,000円 SHOES / Common Projects 1528 Acls / 62,000円雑誌、広告、WEB、カタログなど数多くの媒体で長きに渡って活躍。トレンドを熟知した繊細なスタイリングに定評があり、ドレスからカジュアルまで幅広いジャンルをこなす。優れた審美眼でTheoryのコーディネートを指南。