MY Theory Vol.03

RYO KURODA

普段からセオリーの商品を愛用されている方に、
定番アイテムをピックアップいただき、
仕事やプライベートでの使い勝手や愛着をご紹介する
連載「MY Theory」第三弾。

セオリーの黒Tシャツが
大人に絶好なワケ

黒田 領さん

スタイリスト

MY Theory第三回目は、ミュージシャンやタレントのスタイリングで、華々しく活躍されている黒田領氏が登場。愛用しているアイテムは黒いTシャツ。通年、黒しか着ないスタイリストとして業界でも有名ですが、そんな黒田さんがセオリーの黒Tシャツを定番に選んだ理由を伺いました。

セオリーの黒Tシャツがプロに選ばれる決定的な理由

こちらのTシャツを知ったのは3、4年ほど前、タレント撮影の時です。その方は全身黒のスタイリングしか着ない方で、黒いジャケットに合わせる黒いインナーを探していました。ブランドロゴがない無地で、ストレッチが効いて着心地が良く、ジャケットに合うシルクのような光沢のあるTシャツを探していたんですが、これが案外ない。探し求めて偶然、出会ったのがセオリーのこちらのTシャツでした。タレントも気に入ってくれて撮影も捗りました。それ以来、セオリーの黒Tシャツを各サイズごとに大量買いして、事務所にストックしています。今でもさまざまなブランドの無地のTシャツをチェックしていますが、良いデザインで良い素材のものは意外とないんです。
僕がプライベートでもこのTシャツを着るようになったのは、やはり生地に艶がありドレス感があるため。タキシードやちょっとしたジャケットに合わせても上品なんです。365日、黒いTシャツにジャケットというスタイルばかりの自分には、使い勝手が良いので公私共々お世話になっています。

アーティストの体型に合わせて、Tシャツはミリ単位で調整

今はアーティスト、俳優、声優のスタイリングをメインでお仕事をしています。ライブツアーやドラマ、映画などに合わせて、衣装全般を担当しています。
ベテランのアーティストの方はこだわりが強いので、好みのスタイリングに合わせられるよう、黒いTシャツだけでかなりの枚数をストックしています。
黒Tシャツと言ってもモード好きな方、コンサバ好きな方、LA系が好きな方と人によって求められるカタチや素材感、雰囲気はさまざま。ブランドのテイストも含めて、素材感、首のあき具合など細かい点含めて、すべての条件でその方に合うように調整しています。
中でもサイズ感は重要なので、肩幅、身幅、着丈のバランスなど、着用される方に合わせて、すべてお直ししています。なので役に合わせて急にパンプアップされると困る場合もありますが(笑)。

おしゃれに黒を着こなすコツ

黒を着るにはコツがあります。上下で同じような素材だと、メリハリのないコーディネートになりがち。そこで同じ黒でも素材感を変えることが大切です。例えば、今回の光沢のある黒Tシャツに黒のデニム。ウールの黒いジャケットにナイロンの黒いアウターを重ねるだけで、素材のコントラストが生まれバランス良く着こなせます。

タレントの撮影で時間がない場合は、こちらのTシャツとトラウザーズはそのままでベースを作り、上着だけ替えて撮影することがあります。インナーのツヤのおかげでジャケットからレザーアウター、コートまでアウターを変えるだけでイメージが変わります。つまり、この黒Tシャツはどんなアイテムとも相性がいいオールマイティな一品なんです。

セオリーの3タイプの黒Tシャツを着分けるなら

光沢のある今回のTシャツ含め、セオリーでは3タイプの黒いTシャツがありますが、それぞれに個性があります。
スラブ感のある黒Tシャツは、リゾート感を感じます。エリアならマリブやマイアミでしょう。高級感がありシンプルで大人がリラックスできるスタイリングがおすすめです。着心地がとても良い1枚。
もう一つは肉厚でやや余裕のあるサイジングのスポーティ系。どんなスタイルにも合うでしょう。大人っぽいモードな着こなしに似合うのではないでしょうか。今どきなスタイリングにおすすめです。
タレントでも、オーガニックな雰囲気のものが好きな方もいれば、モードっぽいタイプがお好みの方もいるので、同じ黒Tシャツでもバリエーションがあるのは重宝します。

リラックスタイムも黒Tシャツと共に

自宅にいる時にも黒しか着ないんです。夏はもちろん冬でも半袖ですから。ニットは20年くらい着ていないですね。長袖のシャツも結婚式くらいでしか着ないので、冬はTシャツにコートや毛皮を着ています。ワードローブは、黒いTシャツ、黒いレザー、黒いロングコートだけ(笑)。いろいろと着てきましたが、これが一番落ち着くんです。

名品と呼ばれる黒Tシャツの条件

普段からジャケットを着ることが多く、インナーはシルキー感のあるTシャツが好みです。カタチはオーバーサイズよりもオーセンティックな程よくタイトなものが好み。ですが、探しても本当に市場にない。難しい条件をすべてクリアするのがこのTシャツです。光沢はありますが、決していやらしくなく大人っぽい雰囲気。デニムからスラックスまで合うオールマイティさが名品だと思います。見た目だけでなく、着たときの肌触りも気持ちいいですし、伸びにくく、クリーニングに出しても色落ちがしない。1枚で高級感のあるTシャツはこれ以上のものはありません。

黒田 領 / RYO KURODA

スタイリスト

1976年生まれ。スタイリスト小沢宏氏に師事し、2001年に独立。
雑誌『LEON』『SENSE』などの男性ファッション誌をはじめ、
俳優、アーティスト、タレント、広告、ドラマなど
多くの著名人のスタイリングを手がける。
最近ではブランドのアドバイザーを務めるなど八面六臂な活躍ぶり。

 
 
MY Theory
    • Tシャツ / Luxe Cotton JSY Precise Tee /
    • Tシャツ / Relay Jersey Ryder Tee /
    • Tシャツ / Cosmos Essential Tee /
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