ACCESSORIZE YOUR LOOK vol.1

いち早く取り入れたい秋小物をピックアップ。
今シーズンは、ファッションディレクター
笠原安代さんディレクションのもと、

多彩なアイテムがラインナップ。
ご本人のコメントとともに
最旬スタイルをご紹介。

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トラッドなスーツはブーツインで差をつけて

安定感のある太めヒールのロングブーツ。筒形のストレートなフォルムが今年らしく、気になるひざ下のラインもカバー。パンツをラフにインして、トラッドなチェック柄のスーツスタイルをアップデートして。ブラックのシンプルなトートバッグは、半分に折ってクラッチ風に持つと洗練度がアップ。ゴールドのリングが付いたスカーフブレスレットで、手元を華やかに彩って。

Yasuyo's Comment:「今年はロングブーツが復活。スカート合わせは想像しやすいけれど、あえてトラッドなスーツに合わせて、柔らかなタックパンツをインする着こなし方が新鮮。バッグは、ビッグトートにもなる2WAYをクラッチ持ちして小洒落た雰囲気に。70sの流れからきているスカーフは、ブレスレット使いで。マスク着用で耳回りのアクセがしづらい今、ブレスレットがキーアイテムです」

JACKET / Impression Bansy / 76,000 CARDIGAN / Snow Juni / 25,000 PANTS / Impression Mula / 36,000 BRACELET / An Nee Les Bracelets / 16,000 BAG / Orsetto Citta / 47,000 BOOTS / Pippichic Long Boots / 59,000
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ニットアップは小物でトレンド感をプラス

程よくボリュームがあり、メンズライクな足元に仕上げるサイドゴアブーツ。どんなボトムとも相性のよい絶妙な丈感で、歩きやすさも保証済み。ニットアップに、クラシカルなボウタイブラウスを合わせた女性らしいスタイルとのMIX感を楽しんで。2WAYのクラッチバッグは、シックなダスティブルーが着こなしの差し色に。バッグの金具と合わせたゴールドの細バングルでアクセント付けを。

Yasuyo's Comment:「ワークテイストのサイドゴアブーツは、フェミニンなものと合わせると可愛く仕上がります。スニーカーとは違い、ファッションコンシャスでちゃんと歩けるからおすすめ。バッグは、ビッグトートとミニにトレンドが二極化する中、持ち方次第でクラッチにもブレスレットバッグにもなる小さめを。旬カラーのブラウン×ブルーの配色も、70年代の雰囲気たっぷりです」

KNIT / Snow Nelia / 29,000 BLOUSE / Silence Lenila / 28,000 SKIRT / Snow Lissa / 38,000 BRACELET / Soko Delicate Dash Cuff / 19,000 BAG / Orsetto Telaio / 29,000 BOOTS / Pippichic Side Goa Boots / 59,000
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カラー×柄で魅せるプレイフルな小物使い

リングのチャームが付いたゴールドのロングネックレス。さっと羽織ったポンチョとの相乗効果でIラインが強調され、細見えが叶う。華やかな柄スカーフはカチューシャ風に巻いて、視線を上げてスタイルアップを。パンツと同系色でまとめた高発色のパンプスは、抜群のフィット感を誇るバッグギャザー仕様に。パンチの効いたパイソン柄のバッグで、ブルーを基調にした装いに遊び心をオン。

Yasuyo's Comment:「70年代っぽいロングネックレスは、長身見せ効果も。ヘッドアクセはホットトレンドのひとつ。スカーフを頭に巻くテクは髪形を問わないうえ、バランスよく仕上がるので小柄な方にもおすすめです。少し難易度が高いカラーパンプスは、パンツとトーンを合わせることで脚長に。バッグで取り入れたアニマル柄は、この先定番になっていくと思います」

PONCHO / Asauce Meler Alpaca Poncho / 87,000 BLOUSE / Heavy Pearl Juli / 26,000 PANTS / Chic Selosi / 29,000 SCARF / An Nee Les Carres / 19,000 NECKLACE / Soko Mezi Necklace / 26,000 BAG / Orsetto Morbidop / 27,000 SHOES / Pippichic Pina / 32,000
editore
笠原安代Yasuyo Kasahara

コンサルティング ファッションディレクター。artemis inc.代表。大手百貨店入社後、3年間のミラノ駐在を経験。(株)ワールドのセレクトショップ・アクアガールディレクターとしてブランディング業務全般に携わった後、現在はGINZA SIX2階のコンセプトストア《SIXIMÈ GINZA》のディレクションなど、活躍の場を広げて活動中。時代の方向性を読み取り、日本人女性が持つ美しさを引き出し、より輝くためのスタイル提案を得意としている。