Theory for Good
そして服をつくるだけでなく、Theoryの服を通じてつながるすべての人が、自信を持って輝けるコミュニティの実現を目指しています。
Theory for Good Circle
このプログラムは、お客様に大切に着ていただいたTheoryの製品をお預かりし、季節やサイズ毎に仕分けした後、服を必要とする方々に寄付することで、服に第二の命を吹き込むことを目的としています。
米国では、困難をかかえる若者のための教育支援団体「フレッシュエアファンド」、日本では、DV被害や居場所をなくした女性やその子どもたちをサポートする「全国シェルターネット」や「若草プロジェクト」と連携し、服を通じて着る人自身が、自信をもってコミュニティで活躍できるよう支援しています。
仕組み
- 1,お客様に着用いただいたTheoryの服を、店舗で回収します。
- 2,回収したTheoryの服を一着ずつ確認し、季節やサイズ毎に仕分けします。
- 3,支援団体を通じて、お客様に大切に着ていただいたTheoryの服が、次に必要とする方々の手元に届きます。

Closet for Needs
Theory for Good Circleの一環として、2015年から日本で行っている服の寄贈プログラムです。これまでに寄贈してきたのは、国内で困難な状態におかれている女性や若者たち。また、台風や豪雨などの天災で、甚大な被害を受け、その後長く避難所生活を余儀なくされている地域の方々に対して、不足している衣料品をリクエストに応じて寄贈する取り組みも行っています。

Our Packaging + Hangtags
認証済みのリサイクル紙製品や、適切に管理された森林資源から作られた靴箱など、私たちは持続可能な素材の活用を最大限に追求し、環境への影響を最小限に抑えることに取り組んでいます。
当社の箱:100% 認証済みリサイクル素材
当社の紙製封筒:100% 認証済みリサイクル素材
当社のティッシュペーパー:100% 認証済みリサイクル素材
当社の靴箱:100%認証済みリサイクル素材
当社のハングタグ:100%認証済みリサイクル素材
※認証はすべてFSC認証

Good Talks
様々なサステナビリティに関する課題や解決策を話し合い、実践に移すための議論の場を提供しています。アメリカファッションデザイナー協会(CFDA)と提携し、国連ファッション&ライフスタイルネットワークの支援を受けて開催される、これらの米国でのイベントでは、ニューヨークのファッション業界をリードする専門家たちが、トレーサビリティ、イノベーション、循環型経済などについて対話します。

Community
時代のトレンドやスタイルを超えて、私たちは服のライフサイクル全体を理解し、それがコミュニティ、特に未来を担う若者にとってどのような影響を与えられるかを考える必要があります。服の寄贈を通じて、関係のある支援団体との取り組み、当社のデザインイノベーションセンターなどで開催される教育ツアーまで、Theoryの全員がコミュニティ支援活動に参加するよう奨励しています。
Next Generation's Support
私たちは、服を通じて社会の未来を担う若者を積極的に支援しています。また教育支援、社会進出支援の一環として、服飾専門学校との連携、難民・移民の背景を持つ学生へのコーディネート支援等、 若者のエンパワーメントを後押ししています。


Diversity and Inclusion
Theoryでは、多様性を尊重し、誰もが安心して働けるインクルーシブな企業文化を大切にしています。私たちの社内制度、福利厚生、採用・人材育成の方針はすべて、多様性を意識して設計されています。個人の声も、チームとしての声も、私たちはそのすべてを大切にしています。D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)に関する取り組みでは、学び・対話・研修・文化的な祝日などを通じて、組織全体が参加できる機会を創出しています。
Good Linen
イタリアのプラートにあるマリーニ・アンド・チェッコーニ社で、25年間にわたりTheoryのために織り上げられてきた「Good Linen」は、3種類の繊維(フランス産の麻、廃綿を原料とするレーヨン、部分的にリサイクルされたポリウレタン)から作られています。
※混率 麻62% レーヨン36% ポリウレタン2%

The Farms
「Good Linen」はフランスのノルマンディー地方にある5つの農場から調達した亜麻植物の繊維から作られています。亜麻植物の栽培においては、農業の伝統を受け継ぎ、水をほとんど必要とせず、食用作物と交互に栽培をすることで、自然の土壌肥沃化をもたらすことができます。これらの農場では、亜麻の生産においてゼロ・ウェイストのアプローチを採用しており、植物のすべての部分を有効活用しています。例えば、種子からは油を抽出(アマニオイル)し、茎はパーティクルボード(工業用木材ボード)の製造等に使用されています。
※ゼロ・ウェイスト:廃棄物を限りなくゼロに近づけることを目指すための理念や活動
The Mill
1945年から家族経営で運営されているイタリアのマリーニ・アンド・チェッコーニ社は、生地の製造工程における有害化学物質の使用・排出ゼロを目指すことを目的とした国際環境NGOグリーンピースのデトックス・キャンペーンの最初の署名企業の1つでもあります。またそこで使用される水の約半量は、プラート地区に設置された特殊な水浄化システムにより再利用されています。同社はまた、光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽光発電システムで生成された電気を使用しています。


The Atelier
「Good Linen」はイタリアのプラートにある生地工場からマンハッタンのミートパッキング地区にあるTheoryのイノベーションセンターに運ばれ、製品のベースとなる試作品が作られます。優れた伸縮性を持ち、風通しが良く軽いこの生地は、ジャケットやパンツ、ドレスやトップスなど、幅広いアイテムに使用されます。
Good Cotton
「Good Cotton」は、品質の良さで知られるスーピマ®コットンを使用しています。農場からイタリアの生地工場までのトレーサビリティを確保するため、化学的な手法でコットン繊維を追跡・検証するオリテン社と連携しています。

The Farms
スーピマ®コットンは世界の綿花収穫量のわずか1%未満の希少な繊維です。アメリカ南西部や西部の農園で栽培されていますが、その一つカリフォルニア州のボスウェル農園では、精密農業(資源の使用を最小限に抑えながら生産量と品質を最大化する農業管理手法)を実践しています。これらの農園では、綿花と食用作物を交互に栽培し、土地の健全性を保つ努力をしています。
The Mill
イタリアのベルガモにある5代続くファミリー企業、アルビニ社は、年間8,000,000kWhのエネルギー使用量を削減しました。これは、日本の1世帯当たりの平均的な年間の電力使用量を4000kWhとした場合、約2,000世帯の電力に相当します。また、年間46,000m3の水使用量の削減にも成功しています。これは、25mプール約130個分の量です。


The Atelier
「Good Cotton」はイタリアのベルガモにある生地工場からマンハッタンのミートパッキング地区にあるTheoryのイノベーションセンターに運ばれ、製品のベースとなる試作品が作られます。そのなめらかな風合いと肌触り、季節を問わない着心地の良さを最大限に生かして、シャツやドレスなどに仕立てられます。

The Farms
「Good Wool」の製造工程は、オーストラリアのタスマニア州にあるボーフロント農場などでのメリノ種羊の放牧から始まります。農場では、羊に負荷を与えるミュールジングを行わず、細心の注意を払って羊の毛を刈り、計画的な放牧を行うことで自生する草原を保護しています。
The Mill
「Good Wool」は、イタリア、ビエラ地方の歴史ある生地工場で織られています。ここでは、ソーラーパネルと近隣のチェルヴォ河を利用した水力発電や太陽光パネルを利用して、工場で使用するエネルギーの35%を自社で生産しています。染色と仕上げに使用されるアルプスの水はすべて浄化され、水源に戻されるとともに、その40%が再利用されています。


The Atelier
「Good Wool」は、イタリアのビエラ地方にある生地工場からマンハッタンのミートパッキング地区にあるTheoryのイノベーションセンターに運ばれ、製品のベースとなる試作品が作られます。その軽さと滑らかな手触りを生かして、ジャケットやパンツなどのアイテムに仕立てられます。