Support for
Refugees
Winter Campaign 2021-2022
2021年、ファーストリテイリングと国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のグローバルパートナー
シップは10周年を迎えました。Theoryはファーストリテイリンググループの一員として、難民の職
人が作った工芸品を集めたグローバルブランド「MADE51」を通じて難民の自立を支援します。
©UNHCR/ M.l Mohammadi
世界の難民の現状と支援
世界各地で紛争や迫害により故郷を追われた人の数は全世界8,240万人(2020年末現在)を超え、その多くが過酷な環境での暮らしを余儀なくされています。避難を強いられた人々がより良い未来を築くためには、自立への道を確立することが欠かせません。Theoryでは、難民の方が収入を得る機会を提供しその自立を支援します。
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©UNHCR/M Mohammadi
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©UNHCR/P Gomes
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©UNHCR/M Mohammadi
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©UNHCR/P Gomes
Contents of the
Program
Winter Campaign 2021-2022
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)とともに、40年以上続く紛争や自然災害によって避難を余儀なくされているアフガニスタン難民をはじめ、世界の難民・国内避難民の越冬を支援します。
Theoryでは、12月8日(水)より、一部Theory 店舗にて10,000円以上ご購入いただいたお客様に、難民が制作したMADE51ホリデーコレクションの手作りオーナメントをプレゼント。UNHCRの立ち上げたMADE51を通じて、難民の生計向上による自立支援と、さらにお客様にその認知を広げることでの難民支援に貢献します。
UNHCRのMADE51ホリデーコレクションは、この冬、世界中の難民が手作りしたオーナメントを通じて人々の結束と希望への願いをお届けします。ホリデーコレクションは、デコレーションとして家をあたたかく飾るだけではなく、難民の職人の未来を明るく照らします。オーナメント一つ一つには、彼らが引き継いできた文化についてのストーリーがあります。
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©Lou Prado
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©UNHCR/ MADE51
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©UNHCR/N Babu
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©UNHCR/N Babu
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©UNHCR/P Gomes
Holiday collection by Afghan refugees
アフガニスタンでは40年以上にわたって情勢不安が続いています。2020年末時点で、約220万人が近隣国に逃れ、約290万人が国内で避難生活を送っています。今年に入ってからも、新たに約70万人が国内で避難を強いられているという報告が出ています。アフガニスタンの状況は常に変化しており、今もなお続いている新型コロナウイルスのパンデミックや気候危機による悪化などでも、故郷を追われる人は増え続けています。MADE51は、インド、パキスタン、マレーシアで、非常に才能豊かなアフガン難民の女性たちと仕事をし、職人たちが伝統的な技術を生かして、モダンで繊細なかぎ針編みのアクセサリーを作っています。
安全を求めすべてを捨てて避難を余儀なくされた難民女性たちは、家族を支えるためアフガニスタンの豊かな文化の一つである編み物、かぎ針編み、刺繍などの工芸品製作によって収入を得ています。難民としての生活はとても困難なものですが、自立することで自分に誇りを持ち、仲間と共に仕事をすることで精神的な安らぎ得て、そして新たな商品にクリエイティブなアイデアを生み出しています。
MADE51の仕事によって得られた収入は日々の生活費と子どもたちの教育費に充てられています。これからの未来を担う子どもたちが興味のある分野の勉強に励み、自身の夢を実現できるよう、一人ひとりの教育をサポートしていくために、彼女たちは職人としてたゆまぬ努力を続けています。
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©UNHCR/W Swanson
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©UNHCR/P Gomes
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©UNHCR/W Swanson
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©UNHCR/ N Babu
国連難民高等弁務官事務所
(UNHCR)とは


UNHCR:The Office of the
United Nations High Commissioner for Refugees
1950年設立。難民、国内避難民、無国籍者などを国際的に保護・支援するため、多様なパートナーと連携し、世界約135カ国で活動。1954年、1981年にノーベル平和賞を受賞。本部はスイス・ジュネーブ。
UNHCRについてはこちらをご覧ください。
https://www.unhcr.org/jp/
難民支援へのご協力はこちらからアクセスください。
https://www.japanforunhcr.org/appeal/winter_middleeast?utm_source=pph&utm_medium=referral&utm_campaign=JA_PS_JA_winter2021___theory
国連UNHCR協会の難民女性支援プロジェクト
「WOMEN+BEYOND 私たちから、世界を変えよう。」はこちらをご覧ください。
https://www.japanforunhcr.org/appeal/women-beyond
MADE51とは


UNHCRは難民が故郷で培った伝統工芸の技を生かして避難先で自立できるよう、グローバルブランド「MADE51」を立ち上げました。ものづくりを通じた受け入れコミュニティへの貢献も目指します。
MADE51は、増え続ける難民の中でも、特に伝統技術に熟練した職人(2020年には約3,000人)を支援。その85%以上が女性で、MADE51のものづくりを通して収入を得ています。
Theoryによる過去の取り組みはこちらをご覧ください。
https://www.theory.co.jp/styling/theory-for-good-people/world-refugee-day/
その他ファーストリテイリングによる難民支援の取り組み詳細はこちらをご覧ください。
https://www.fastretailing.com/jp/sustainability/community/refugees.html