LUXE Journal vol.1

- Yuri Ebihara -

大人が手に入れたい全てがここに
セオリーリュクスと私の新しい関係


女性はライフステージとともに選ぶ服や着こなしが変化し続けるもの。その背景には装うことへのそれぞれの思いがあり、生き方とファッションは決して切り離すことはできない。あらゆる世代の女性の魅力を引き立て、洗練された服を提案するセオリーリュクスが、年齢を重ねますます美しくしなやかに輝き続ける女性にスポットライトを当てるスペシャルコンテンツ。第一回ゲストは蛯原友里さん。今、彼女が心惹かれる服とは──

女性はライフステージとともに選ぶ服や着こなしが変化し続けるもの。その背景には装うことへのそれぞれの思いがあり、生き方とファッションは決して切り離すことはできない。あらゆる世代の女性の魅力を引き立て、洗練された服を提案するセオリーリュクスが、年齢を重ねますます美しくしなやかに輝き続ける女性にスポットライトを当てるスペシャルコンテンツ。第一回ゲストは蛯原友里さん。今、彼女が心惹かれる服とは──

  • レザージャケット / Light Leather Elbey / 98,000
  • ニット / Pure Crepe Olalie / 20,000
  • パンツ / Canal Posey / 29,000
  • シューズ / Pellico Sunny Sandal / 25,000
  • バングル / Soko Organic Flex Cuff / 34,000

表情豊かな質感を重ねて
ベージュ系ワントーンを魅力的に


「昔はあんなにスカートが好きだったのに、今ではすっかりパンツ派です」と笑う蛯原友里さん。トップモデルとして多くのファッション誌を牽引してきた時代のアイコン的存在の彼女は、現在5歳の男の子の母という顔も持つ。生活環境が変わったここ数年で自然と着る服も変化してきたという。
コンサバティブで甘めのスカートスタイルの代名詞でもあった"えびちゃんOL"スタイルは、もともと彼女の私服とは違ったにせよ、20代から30代の彼女にとって服選びの基準は「目立つ、細い、インパクトの3つだった」と語る。
「今は着心地、上品、優しげの3つを重視しているから、私も変わりました(笑)。例えば今日履いたこのセミワイドパンツはその条件をパーフェクトに満たしてくれています。ウエスト部分の後ろだけゴムになっているのですが、軽くて履き心地が最高なんです。しかもちゃんと生地が体を包み込む感じがあり、ラインもすごくきれい。そしてこの高級感のある艶! シワにならないのも今の私のライフスタイルに合っています。家でもお仕事シーンのどちらでも活躍してくれそうです」(蛯原さん)。
普段スカートしか履かない人も挑戦しやすいスカート見えパンツは、普段の生活で動きやすさが重要な蛯原さんのようなパンツ派にも、スカート特有の高揚感を体感させてくれる。

  • ブルゾン / High Multi Outerwear Banip / 49,000
  • カットソー / High Soft Jersey Siary / 12,000
  • パンツ / Textured Stretch Maidi / 32,000
  • ブレスレット / Soko Code Link Bracelet / 22,000
  • サンダル / Pippichic Stretch Mule / 38,000

くすみブルーのあいまいな
ニュアンスに漂う大人の色気


コロナ禍を経験し洋服の買い方も変化したという蛯原さん。
「これまでは絶対お店に行って試着するタイプで直感型でした。でも今はネットで買うことが断然多くなりました。SNSやデジタルマガジンなどで情報がどんどんアップデートされるので、すぐに可愛いものが見つけられるし、忙しい合間にちょこちょこ見て検討できます。とはいえ自分自身がウキウキできる服というのは年齢を重ねても変わらない要素ですね。例えば色。ブルーやピンクといった明るい色はずっと好きですが、今は少しスモーキーがかった大人なニュアンスカラーに惹かれます。今日着用したこのパンツはまさに今、私が求めていたトーン。こんなブルーはなかなか見つけられない絶妙さだと思います。ブルゾンと合わせたカジュアルな着こなしも、上品で女らしくて好き。細すぎないから動きやすいけれど、とてもきれいなシルエットですっきり見えるのもいい。このパンツは手持ちの服ともすごく合わせやすそう」(蛯原さん)。
きれいな色にときめくのは今も昔も変わらない。今なら洗練されたスモーキーでしゃれた色み。そんな都会的なニュアンスブルーと美シルエットが組み合わさった履き心地のよいパンツは、まさにセオリーリュクスの真骨頂だ。

 今後、蛯原さんはどんなおしゃれに挑戦していくのだろう?
「着心地の良さでも気分を上げていきたいから、長く使える上質な素材にこだわりたい。その日の気分はもちろん、行く場所、会う人、仕事の内容など予定に合わせて服を選びますが、どれもがウキウキ、ワクワクテンションを上げてくれること、私にとっておしゃれは何より"楽しむこと"が一番重要なんです。年齢的にもこれまであまり手にすることのなかった"一生もの"にも最近興味が湧いてきたんですが、それを自分らしいテイストにどう落とし込むか、どう攻略していくか考えるとワクワクします。いくつになってもおしゃれを前向きに楽しめる人でいたいですね」(蛯原さん)。

Photographer/YOSHIYUKI NAGATOMO
Stylist/KAYOKO MURAYAMA
Hair/MIKI SAYUDA
Make/SADAE SASAKI
Editor&Writer/ASAMI TSUBOTA